■ポルノグラフィティ「10th ライヴサーキット“ロイヤル ストレート フラッシュ”」国立代々木第一体育館 18:30開演(少し遅れた模様)〜21:50頃終演
【Musicians】本間昭光(key)、根岸孝旨(Bass)、野崎真助(Drums)、三沢またろう(Per)、NAOTO(Violin)、nang-chang(Manipulate)
 
ファンクラブには入ってないのだけれど、なぜか当たりの席が引けてしまうポルノのLIVE。今回もツアーの追加だし、代々木だし、平日ならばなんとかなるだろう、くらいの気持ちでチケットを押さえたら(プレリザーブ先行@ひあ)アリーナを引き当てておりました。実は、バタバタとしていたもんで、座席に関しては今朝チケットをちゃんと観てやっと確認したくらいの不届きものなのですが。加えて、セットリストとか前情報も全く仕入れてなかったので、自宅を出る前についでにWeb上探したところ、「空想科学少年」の文字を発見。うっわーー。いきなりテンションあがって、行く気満々になったのは単純すぎますか?でもさー、この曲には見事にハマったクチですし。ただし、そこで開始時間が19時ではなく18時半ということも知り(最初から理解してチケット取れよ)、頭は遅れそうなことは覚悟した次第。「空想〜」は後半の様子だったので、気は楽でしたけど(←って、最初から参戦するくらいの気力は持てよ<自分)。

またしても前置き長いですか?本編入る前にまだ続きますけれど。さて、肝心のLIVEですが、予想通り事務所を出たのが18:30でございましたので、しっかりと遅刻組。オマケにまだ仕事の電話関係が終わってなかったのもあったのと、電車の乗り換え関係が面倒になり、タクシー乗車。そしたら、運チャンがあまりこの辺詳しくないとかおっしゃる。とりあえず、246stから渋谷経由で明治通りに入ってもらい、原宿駅方面に左折してもらい歩道橋のたもとで降ろしてもらいました。道が混む時間だったのと、渋谷駅を通過した関係で思っていたよりも時間はかかってしまったけれど、お陰でその間に仕事電話も終了。なんの心残り(か?)もなく、LIVEに没頭できる体勢になったので、良しということで。
 
歩道橋を駆け上がり(←嘘、たらたら歩きました)、代々木体育館の門をくぐり、左手側のグッズ売り場を横目に入場口へ。その間、外まで「リンク」が鳴り響いておりました。おお、やってる、やってる。中に入るとすぐにお祝いのお花のスタンド発見。ちゃんと観なかったのだけれど、雑誌関係とか音組とかのがあったような。そこを通過してすぐにアリーナの入り口である階段を下りる。係りのおにいさんを捕まえて、席まで案内してもらいつつ、ステージ上というよりも、スクリーンに映ったブルーのレザーのライダース(かな?)を着てギターを弾くハルイチをチラ見。リアルタイムの映像ではなかったみたいだけれど。
 
ずんずんと歩き進みA2ブロックまで案内される。うっわー。前ぢゃん。ちょっと左サイドでハルイチ側でないのが残念でしたが。「こちらです」と指差された座席にとりあえず着席。ちょうど「リンク」の演奏が終わったところざんした。覚書としては、左隣が男子二人組だったんですが、LIVEが始まったばかりだというのに、汗だくの様子。ま、それだけならいいのですが、なんていうのでしょうか?あの生乾きの衣類の匂いと、昼だかLIVE前にだかに食されたっぽい焼肉(いや牛丼かな)っぽい匂い。うっわー。これはキッツイなーと思ったんですが、空いてた席に人が来たってこともあってか、二人とも少し距離を置いてくれた(要するに通路側にはみ出た状態)になってくれたので、少しは匂いからは開放されて胸をなでおろしましたよ。で、右隣は女子で左の男子とは打って変わって、石鹸のいいにおい(のコロンかな)をさせてくれててこちらでも救われた気持ちに。お世辞にも可愛いとはいえないお嬢さんたちでしたが(←暴言)。
 
改めて座席からステージを仰ぐ。前とは言えども、左サイドだしアリーナってことで、前方が皆立ち上がっている関係で、見通しが良いとは言えませんでしたが、それでも十分な感じの距離感。肉眼でなんとなく表情もわかるくらいだったしね。っても、こちとらジャニコンで鍛えられてますので、双眼鏡を片手に挑ませていただきましたが。そうそう、前にも書いたかもしれないですが、コンサート会場で(それもアリーナとかで)双眼鏡を持ってるのって特殊なことなのね。KinKi以外のLIVEに行くといつもそれを実感させられます。別に持っててもガン見することはないのだけれど、お守りみたいなもんということで(理由になってないけど)。今回はスクリーンが左右に2つずつ、正面にでかいLEDが1つ(基本的にステージ演出用でしたが)あったので、そちらで十分でしたけれど。
 
やっと本編までたどり着きましたか(笑)。うーんと、レポってどうやって書くんだっけ。まー、思いっきりネタバレですが、もうこのツアー、ファイナルだったんだよね?問題ないっすよね?(誰に問うてる<自分)。とにかく遅れて到着したので、開始前の遊びとかオープニングの3曲は全く聴け(観れ)ませんでした。悔しくはないけど、、いや「今宵、月が見えずとも」は聴きたかったかなぁ。うん「ギフト」も。ま仕方がないっすな。ちょうど「リンク」が終わったところだったので、最初のMCへ。あわててハルイチを探したところ、見つからんと思ったら、上着(黒に赤のラインが入ってた?)を脱ぎTシャツ姿になっている後ろ姿。おお、いたいた。そしてアキヒトが話し出す。何を話してたかしらねぇ。んーと、以前代々木で演ってから8年経ったって話だったかな。平日の夜なのに、来てくれてありがとう的な話とか、最初から盛り上がってくれて嬉しいとか、そんな話だったと思われる。ハルイチもテンションがああがってて、観客巻き込んで「やるっきゃナイト」連発してましたな。
 
演奏再開。「サボテン」。しっとりと聴く曲なんでしょうが、いきなり熱くなってる会場の雰囲気と、遅れを取り戻さなくてはという焦りもあって、気がつけば踊っておりましたよ、オレ。いや、楽しい。次曲の「サウダージ」は前奏部分のアレンジがとてもかっこよかったっす。あれ、これ知ってる曲なんだけど、なんだっけこれ。知ってる前奏とは全く違う出だしから、よく知ってるイントロ部分へと繋がるのだけれど、これが素敵でした。んでもって好きです。やはりこの曲は。続く2曲は耳覚えがあまり無い曲でしたが、「東京ランドスケープ」の際にLEDで流れていた映像がなんとなく東京タワーを真下から見たような図形(赤のライン画)だなーと思いながら眺めていたのですが、ラストでばばーんと東京タワーを引きで観たものになったのね。ああ、やっぱりそうだったのかーとか自分で納得したり(曲を聴けよ)。続いて「蝙蝠」。久しぶりに唄ったらしく、曲の最後にアキヒトが「さんきゅー」と言って〆めたのですが、それが気恥ずかしかった様子で、曲明けのMCでさっそくそのコトに触れてましたわ。
 
んーと、ここまで書いて疲れてきました。覚書でいいんだよね。自分のためなのだし(そうなのか?)。この後のMCは最初に音楽に触れた(意識した)話をアキヒトが語ってましたな。小学生の際に親戚の前(5,60名くらいらしいけど)で「夢芝居」を唄って褒められて快感を知ったところで、唄うことが楽しくなったという話だったけな。「人に褒められる快感」という話のオチ(ではないけれど)を聴きながら、この話を思い出してました。なんだ、ポルノってやっぱり似た者同士なんぢゃん。ハルイチの話は、、忘れました。なんだっけか?で、MCの最後に新曲を唄うことを発表して曲へ。
 
新曲含めて4曲。「ハート」のLEDアニメが可愛かったな。歌詞はハルイチなんだろうなと思いつつ聴いてました。どのアルバムに入ってる曲なんだろうか。そして「あなたがここにいたら」をしっとり歌い上げたところで、アキヒトの姿が見えなくなったなーと思ったらハルイチのMC。「お祭りはこれから」みたいな煽りっぽいMCだったかと。そして演奏は「didgedilli」。これがめちゃくちゃ格好よかったー。インストもいいねぇ。そしてメドレーへ。お馴染みの曲ばかりですが、あたしは「ジョバイロ」贔屓。それも、実はPVがとても好き。野波麻帆ちゃんと袴田吉彦くんのストーリー仕立てのヤツ。このPV観ながら聴くのが好きと言えばいいのか。そして「アゲハ蝶」は沖縄から帰ってきたときの羽田からの帰りの車移動を思い出します。単にその時流れていたからなんですけれど、曲ってのはそういう風に思い出と直結してたりするもんだよね。そしてメドレーの締めは「ミュージック・アワー」。毎度思うのだけれど、彼らのファンって共通した振り付けとかは、ノリノリでみんなでやるんだけれど、その部分以外って割とおとなしく聴いてるんだよね。踊ったりしてないの。あれが不思議。
 
もう一度MCをはさんで(なんだっけ、LEDに映し出された巨大ケーキの上の蝋燭を吹き消すという儀式らしい。10周年のお祝いってことね)、その流れで「Century Lovers」。そしてお待ちかねの「空想科学少年」!!。今回はこれを聴きに代々木に着たと言っても過言ではないのだ。やはり好きだなぁ。あのテンポと歌詞がたまらない。この曲はとてもハルイチらしいと思う。ほんと、よかったー、これが聴ければ満足。続いて「ハネウマライダー」。そうだ。この曲で思い出した。あたくし、ポルノのボーカルはアキヒトで彼の声だから全ての曲にハマっているし、心地よいと思っているのですが、そのアキヒトの声にハルイチの声がコーラスでかぶるのが好きなのですよ。この曲はとてもわかりやすくサビで声が重なるんですが、もうこの時だけは、ハルイチを凝視してると思う(笑)。マイクに噛み付くように唄い、引くところで思いっきり離れるそんな姿がいいんだな(おかしいですか?)。ごち。
 
そのまま本編のラストへ。あれ?銀テープがとんだのはどこだっけか。ラストよりも前だったと思うのだけれど「Mugen」んときかな。今回はキャッチできず(残念)。コンサートのロゴが印刷されてるので、記念に欲しいと思ったんだけれど、隣の男子に奪われました。ちっ(←お行儀悪いわよ<あたし)。最後の曲前のMCで10年目を迎えた彼らが一度だけ、ポルノグラフィティを終わらせようかと思った時があった(Tamaが脱退したときだね)けれど、やはりずっとポルノを続けていこうと決めて出した曲ですと紹介した「シスター」へ。歌い上げてステージ上を退場。すぐさま座ったっすよ。2時間以上立ちっぱはやはりしんどい。MCの際に座らせるってなこともないしね。
 
そしてアンコール。ツアーTシャツに着替えて皆さん登場。ハルイチはリバーシブルをスモークピンク側で来て、アキヒトはグリーン。「ダイアリー 00/08/26」はスクリーンにずっと歌詞が出てました。ほぼ初めて聴いた曲でしたが、歌詞を目にしながら聴くと違うもんだね。なんか沁みたかも。いい歌詞やん。そしてやっとこメンバー紹介。またろうさんが素敵でした。ドラムが真助さんとは思ってなかったので(なんで?)、会場に入ってすぐに目に入った際に(アキヒトの後ろなので、スクリーンによく一緒に映されてた)、おお!と思ったんだけど。彼のドラムって曲の終わりに締めの後に「ド、ドン」ってバスドラが入るんだよね。あれ、特徴的だねぇ。なんだか、毎回気になってそこを確認してた。他の皆様は想定どおりざんした。次の「Please say yes, yes, yes」でずっと天井にあったのが気になっていた風船投下。そして「ジレンマ」へ。ポルノのLIVEの締めってったらこの曲ですな。メンバーそれぞれのソロを交えつつ。ソロの前にアキヒトが紹介して振るのだけれど、ステージ上のカメラの前で寝転んだり、カメラ目線での姿が無邪気。
 
演奏終了後、ミュージシャン皆ステージの前方に1列に並んで手をつないでご挨拶。いつもの風景ですな。ミュージシャンがはけたあと、ポルノの二人が残されて肉声でご挨拶。ハルイチは「みんなのこと好きじゃけね。好きじゃけね、好きじゃけね、好きじゃけね」(連呼してたっすな)。アキヒトは「代々木が狭く感じたのはみんなのおかげ」的はことを言ってたと思われ。そしてステージから退場。ハルイチが去る際に、メンバーソロの際にアキヒトが使ってたカメラに寄ってったので、画面にUPになってから去っていきましたよん。つよしなら投げキスしてたな、きっと(そこに繋がるのかよ)。そんな3時間強なLIVEでございました。楽しかったー。
 
おー、久しぶりに最後まで辿りついた?めっずらしー。しばらくKinKiのもんも光一もんでもってつよしのレポの書いてないってのに(笑←笑い事ではないですか?期待していらしている方がいらしたら、本当に申し訳ありません)。ま、こんなLIVEでしたが、WOWOWで6/13(土)19:00〜22:00にO.A.決定した模様ですな。おお、これで「空想科学少年」が残せる。ちと嬉しい。んなことで、ツアーも終わったのでセットリストはこの下に。しかし、長文書きすぎて頭が疲れた(軟弱)。
 
【セットリスト】

  1. 今宵、月が見えずとも
  2. ギフト
  3. メリッサ
  4. リンク
  〜MC〜
  5. サボテン
  6. サウダージ
  7. リビドー
  8. 東京ランドスケープ
  9. 蝙蝠
  〜MC〜
  10. One Way Ticket(新曲)
  11. ROLL
  12. ハート
  13. あなたがここにいたら
  〜晴一MC〜
  14. didgedilli
  メドレー
   15. DON'T CALL ME CRAZY
   16. ジョバイロ
   17. アゲハ蝶
   18. 愛が呼ぶほうへ
   19. アポロ
   20. ミュージック・アワー
  〜MC〜
  21. Century Lovers
  22. 空想科学少年
  23. ハネウマライダー
  24. Mugen
  25. ネオメロドラマティック
  〜MC〜
  26. シスター

  アンコール
  27. ダイアリー 00/08/26
  〜メンバー紹介〜
  28. Please say yes, yes, yes
  29. ジレンマ

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