なにがって?そりゃ、あたしの頭がですよ。久しぶりに目黒シネマの二本立てを観てきました。帰宅してから自分でも笑ってしまうくらいの勢いで爆睡しました。寝た寝た。いくら寝てもダルさがとれなかったのは、別に映画のせいだけではないのだけれど、そういうことにしておこうかと思う(何故に?)
 
■「ゆれる」(2006年、シネカノン)脚本・監督:西川美和、出演:オダギリジョー、香川照之、真木よう子 ほか
 
1本目。10:50の回に間に合うように、早起き(決してそうではないことは知っているけれど、あえて書いておく)して、いそいそと行って気ましたよ。掲げてあるチラシは劇場においてあったものですが、個人的にはこのVer.ではなくて、オダギリジョー(彼の場合は呼び捨てが似合うと思うのでそう書かせてもらう)のUPのヤツの方が好きなので手に入れられなくて残念。あちこちから良作という噂は耳にしてましたが、いい映画でございました。わんわん泣くようなものでも、観終えてから心がざわざわすると言うわけでもないのだけれど、あたしの中の何かが良いと判断したので、いい映画ってことにしておきます。西川女史の1作目は観てないのだけれど、ちょっと観てみようかなという気になりましたよ。逆に観ないほうがよいのかもしれないけれど。内容に関しては触れずに感想を書くと、なんていうのかな。オダギリジョーがこんなに素敵(目がハートになる状態)に観えたのは初めてです。いや、元々好きな系統の顔なんだけれど、この映画のオダギリ氏の容貌というか立ち姿というか、とにかく格好ええのだ。いやー、好きだー(ここで書いても)。色っぽいなと思いましたよ。DVDも発売されている模様ですので、ご興味の沸いたかたはチラシをポチっするとAmazonへリンクしてあります。あたしも購入すべきかどうか悩み中(←薦めるなら悩むなよ)。
 
 
■「パビリオン山椒魚」(2006年)脚本・監督:冨永昌敬、出演:オダギリジョー、香椎由宇、高田純次、麻生祐未 ほか
 
そして2本目。こっちはねぇ。いやー。どう解釈したらいいのか、途中で全く判らなくなりもうしたのよ。もっと、単純に笑えるようなコメディを想像していたので、ここまで好き勝手に直進されてしまうと、凡人であるあたくしみたいなヤツはついていけないのだ。ほんと、半分くらい過ぎたあたりから、おいてきぼりをくらいました。うーーむ。出演者陣は好みだし、映画の雰囲気とかトーンも嫌いぢゃない。オオサンショウウオの"キンジロー"もなんだか可愛く見えてきたりとかもしてきてたんだけれど。でもなぁ。こういうのって、わかっちゃダメなのかしらん。なんとなく、挫折したまんまの「ファンタス・ティポ」を思い出したよ<オレ(実は、まだ購入したDVDも観ていなかったりします)。それにしても、同じ役者が出ていても、脚本や監督でこうも色が変わるもんなんだねぇ。ってか、そうでなくちゃ、役者としては面白みもないのだろうと思いますが。そういう意味では、こっちのオダギリジョーはそそられず。そのあたりも残念。しかしながら、DVDのおまけのインタビューとかメイキングとかで垣間見れる姿とか観たらそれはそれでよしなのかなぁと、ちょこっとDVDも観てみたい気もする。そんなコトでこっちもAmazonにリンク。怖いもの観たさでせうか。どうなんだろ。
 
そんなことで、久しぶりに映画館に行ったっすよ。実はまだ観たい映画もあるんだよな。「さくらん」とか「松ヶ根乱射事件」とか「アンフェア」とか「どろろ」とか「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」(え?)とかさぁ(邦画だけかよっ)。映画館でやっているウチに観にいけるんだろうか。そういえば、「犬神家の一族」観ないウチに終わっちゃったんぢゃ、、、。そんなんばっかりだなぁ、最近。