、、、昨夜の悶々とした気持ちを抱え、MEMORIZEが繋がらなかったりで、結局金曜日の夜は朝方まで、今週1週間、溜め込み続けたHDDの編集に取り掛かってました。はっと気がつけば日が昇り始めた朝の5時。うげっ。やばい寝ないといかんと焦って風呂に入って就寝。しかし、2時間半しか眠れませんでした。なぜならば9時に有楽町マリアンの日劇2に居なくてはならなかったから(笑)。
  
睡眠不足の頭を抱え日劇2に出向いたのは、映画「海猿〜ウミザル]」の初日舞台挨拶付きの公開チケットを購入していたからでした。そうざんす。言うまでもなく出演している加藤あいちゃんの生挨拶目当ての職人(&後輩T)の意向ざんす。映画にもちょっと興味があったのもあったので、あたしも乗かった次第です。結局のところ甘いよね<自分。さて、待ち合わせの8時45分。遊び呆けて徹夜明けの職人と後輩Tが登場。うわー、寝てないってのが顔にでて、ふたりともヘロヘロだよ(笑)。映画なんて観れるんか?そこに、もう一人、やはり以前職人の同僚だったTくん(これもTかよ)とも合流して場内に。
  
流石に座席指定だったので、ぎりぎりに滑り込んでも座れないってことはなかったですが、いわゆるGoodsコーナーとか、人が満載でロビーがすんごいことになってました。ひー、映画のGoodsとか、本当に欲しいんですか?皆様。座席は後方でしたけれど、ど真ん中。舞台挨拶にはちょっと遠いけれど、映画を観るにはベストポジションって感じ。日劇のイスは座りやすいしね。次々と始まる予告編の長さには辟易としましたが、これから公開する映画ってこんなにあるんだとちょっと驚いたりして。
 
さて、肝心の映画に参りませう。これ、まだ公開されたばかりなので、ネタバレするのも忍びないので、詳しくは申しませんが、いやー、泣きました。ええと、「海猿」って前に太一がやっていたNHKのドラマをちらと観たので、海上保安庁の話だということは知ってました。でもって、きっと海を相手にしている若者の青春物語的な爽快っぽいものだと思っていたのですが、意外に話が深かったです。うん。藤竜也氏の出演も知らなかったのですが、登場したところからしぶくて素敵でした。いや、いいなぁ、藤さん、かっちょええ(←感じるところがずれてる?)。
 
で、泣いたというのが、ちょっと半端ぢゃないくらいの号泣っぷりをかましてしまいまして、映画館で観ているという事実が、凄く恥かしかったくらい。なんというのでせうか。あたしの泣きのツボにスポっと入ってしまったというんでせうか。泣けるシーンが2段階で襲ってきたのですが、その1段階の時点で、もー大変。手にしていたハンドタオルだけでは足りず、カバンの中からポケットティッシュ空けて、鼻を拭きつつってな状態。全編が終るまでに、ティッシュ1袋空けました。こんなに号泣したのは久し振りですコトよ。周りに迷惑掛けないように、声を出さずに泣くのに苦労しましたもの(えええ?)。
  
隣の映画館で「 世界の中心で愛を叫ぶ」を上映してましたが、これの最近のCMわかります?映画を観ながら涙を流している女性の隠し撮り(もちろん、本人に許可貰っているとは思いますが)が、編集されてて、泣ける映画ですよってのをアピールしているヤツね。もし、これと同じことをされて、あたしが泣いてる映像を抑えられたとしたら、あまりの泣きっぷりに、放送するのをためらわれるようなモノだったと自分でも思う(笑)。あたしの同じような泣きツボをお持ちの方は、思いっきり泣くにはよろしい映画だったと思いますので、こっそりお薦めしておきます。ああ、念のため言っておきますと、映画としても面白かったし、映像もとても綺麗でございました。
 
映画が終ると監督と出演者による舞台挨拶。客電が付いた途端、流石に涙は止まってましたが、なんとなく恥かしくて顔が上げられなかったです。舞台上の挨拶には監督の羽住英一郎氏(同年代だわ、もうそういう世代なのね)に、主演の伊藤英明くん、加藤あいちゃん、海東健くん、伊藤敦史くん、香里奈ちゃん、藤竜也氏の7名。きっと明日のWSとかでこの際の映像は流れると思いますが、女性陣二人が可愛かったですよん。他の出演者としては教官役だった田中哲司さんとか、杏子さんとかいい味だしてましたねぇ。うん、杏子さん、食堂のおばさん役って感じぢゃなかったよ(笑)。他の海猿メンバーの面々も会場に足を運んでいたらしく、上映が終ってから一緒に写真ととられたりと囲まれてましたっす。
 
それにしても、思ってなかったものにやられると動揺するもんですね。終ってからパンフを見たら原作漫画が「ブラックジャックによろしく」の佐藤秀峰氏だったことを初めて知りました。ああ。そうだったのか。なんとなく、泣かされた理由がわかったような、わからないような(笑)。ま、ご興味のある方は、劇場に足を運ばれるとよろしいかと。ってなことで、感想ってことで。(無意味に長いな、これ)。